浅草かっぱ橋の歴史

かっぱ橋道具街の名前の由来

東京都台東区に位置するかっぱ橋道具街。

道具街は上野と浅草のちょうど真ん中にあり、800mほどの通りに約170店舗の飲食用品に関わる道具屋が集まっています。

そもそもかっぱ橋って「かっぱ」橋でいいの?

それとも「河童」橋なの?

いやいや「合羽」橋なの?

色々なところで様々な表記で書かれています。

 

さまざまな説があるのですが、その一つ「河童」橋説。

昔ここら辺に川が流れていました。

たびたび氾濫する川だったそうです。

ある方が橋を渡そうとしますが、なかなか上手くいかないところを河童が助けてくれて橋を渡すことができたそうです。

それから「河童」橋になった説です。

 

もう一つは、「合羽」橋説。

ここら辺は今では飲食用品の街ですが、その昔は雨合羽を販売する問屋街だったそうです。大量の合羽を売っている街、そこに橋があったものなので雨「合羽」問屋街にあった「橋」。合わせて「合羽」橋説です。

 

どちらも昔から言われております。

どちらも素敵なので飯田屋ではあえてどちらの言葉も出来る限り使わないようにして「かっぱ」橋と表記するようにしています。

「河童」なのか「合羽」なのか、なんだか面白いですね。